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芸術家

和合大地

No.111 Daichi Wago 目には見えないものが見えている

Daichi Wago

2023.09.10(日)
11:30-12:00 放送
(BS日テレ)

現代詩でつちかった言葉の跳躍を、音楽という表現で試みている男がいる。和合大地、25歳。詩人の和合亮一のもとに生まれ、15歳で詩壇にデビューした彼は、大学を卒業し社会人となった1年半前から音楽活動を始め、目の前にある世界を超えて人の心に突き刺さる表現を、いま探している。

No.111 Daichi Wago 目には見えないものが見えている

なぜ音楽なのか?自分の中からあふれ出るインスピレーションを、手を止めずに一気に吐き出す作業は、詩作と変わらない。だが曲やビート、スピード感など自分とは異なる法則をもつ音楽は、表現に重力を与えてくれるというのだ。和合はさまざまなミュージシャンに自分の持つイメージを提示しながら、音楽を通して表現がブレイクスルーする瞬間を模索する。その真摯な姿勢に才気が宿るのか、協働するミュージシャンたちのまなざしは、一様に暖かい。

No.111 Daichi Wago 目には見えないものが見えている

和合は1998年、福島で詩人の和合亮一のもとに生まれた。周囲になじむのが苦手な少年だった彼には、自分が生きるための装置としての表現が切実に必要だと感じる原点があった。どんな手段でも良いから、あの時感じた美しい瞬間に勝るものを作りたい。そう決意した和合は、生きている限り表現を進化させ続けることを選択する。

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2023年8月、都内で行われた展覧会で、和合は新作のパフォーマンスを披露することになった。和合に触発され、共演を申し込んだ画家は、これはコラボレーションではなく「果たし合い」だと意気込んだ。はたして和合はどんな進化を遂げるのか? 「ここではないどこか」へと連れていってくれる扉が開く瞬間を求め、駆け続ける和合に共鳴するかのように、カメラもまた、東京という街の夜の闇を疾走する。

No.111 Daichi Wago 目には見えないものが見えている
text 佐藤寛朗
和合大地

和合大地 (芸術家)
1998年生まれ。
2013年より「現代詩手帖」紙面での活動をスタートし、その後は演劇人として福島〜東京で活動。演劇集団「俄」の代表として『サイバーパンク歌舞伎』シリーズを手がける。2020年の新型コロナ禍により同団体を解散し、ギタリスト/作曲家のjunchai(fallsheeps Gtvo.)と組んで単独の上演活動を展開。2022年9月に1stEP「美への復讐」をリリースした。

PLANNER / SUPERVISER
城戸朱理
CAMERA
髙野大樹/山崎裕
AUDIO
戸田裕士/阿斯汗
CAMERA ASSISTANT
徳山敦己/井坂雄哉
EED
池田聡
AUDIO MIXER
富永憲一
ASSISTANT DIRECTER
佐藤正憲
PRODUCER
設楽 実/平田潤子
DIRECTER
田原純
PRODUCED BY
テレコムスタッフ

EDGE 1 #41 / 2023.09.10

2023.09.10(日) 11:30-12:00 放送 (BS日テレ)