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歌人・劇作家

寺山修司

寺山修司トリビュート
Poetry Night

Shuji Terayama

俳句、短歌、詩、戯曲、エッセイ……根源的な孤独と尽きせぬ思索の跡を、さまざまなかたちで「言葉」に記し続けた寺山修司。彼の死から三〇年。その足跡をたどる展覧会『ノック』の開催に併せ、東京・青山のワタリウム美術館地下の書店で、小さなリーディングイベントが開かれた。集まったのは現代を生きる詩人たち。その一人ひとりが、マイクを手に寺山の著作を朗読し、時には自ら手がけたアンサーソングも披露する。本編ではこのリーディングの模様を軸に、現代に息づく「寺山修司」の正体が探られる。

寺山修司トリビュート Poetry Night

訥々と分析するような語りも、こなれた朗読も、想いがほとばしる不器用なパフォーマンスも。ほんの数分ずつだが、寺山が書き記した文字が声になるさまはどれも、読み手の身体や意識のあり方までも露わにするスリルに満ちたものだ。展覧会のタイトル『ノック』とは、かつて寺山が企画した30時間にわたる市街劇の名でもある。観客を箱に入れどこかに運び去る、地域住民に謎のハガキを送りつけ訪問するなど、都市の日常にいくつもの亀裂を走らせ、揺さぶりをかけた男は、今もその「言葉」を通し、人々の内なる扉をコツコツと叩き続けている。

寺山修司トリビュート Poetry Night
(text 鈴木理映子)
寺山修司

寺山修司 (歌人・劇作家)
1935年青森県生まれ
1954年、短歌 50首「チェホフ祭」で短歌研究新人賞を受賞。1957年、第一作品集『われに五月を』を刊行。1958年、第一歌集「空には本』を刊行。 1960年処女長編戯曲『血は立ったまま眠っている』を発表。 1967年、31歳の時、「天井棧敷」を設立し、前衛演劇活動を国内外で展開。「田園に死す」など映画監督としても活躍。

PLANNER
城戸朱理
NARRATOR
占部房子
LIVE STAFF (CAMERA)
宮内文雄/浮田清治/松浦 祥子/堀越希美恵
LIVE STAFF (VIDEO ENGINEER)
早坂君男/大場雅一
AOMORI PART (CAMERA)
山崎裕
AOMORI PART (CA)
井手口大騎ダグラス
EDITOR
鈴尾啓太
EED
池田聡
AUDIO MIXER
富永憲一
SOUND EFFECT
玉井実
AD
熊田草平
PRODUCER
寺島髙幸/平島進史
DIRECTOR
平田潤子

LIVE! EDGE #11 / 2014.03.01

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