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振付家・ダンサー

黒田育世

ペンダイトイヴ

Ikuyo Kuroda

時の流れと格闘し、その断面を切り取ろうとする『花は流れて時は固まる』(2004)、「死ぬ準備」をテーマに自身と踊りとの関係を紐解く『おたる鳥を呼ぶ準備』(2012)など、鋭敏な生理感覚と強い衝動を織り込みつつ、自己と空間、表現の根源を探り続けるダンスカンパニー、BATIK。2007年に発表された『ペンダント・イヴ』の創作過程から本番までを追った本編は、陰影に富んだ肉感的な舞台映像に、ハードな稽古風景、主宰・黒田育世のインタビューを交え、彼女らの「ダンス」が生まれる瞬間を捉えようとする。

ペンダイトイヴ

原っぱに集う、色とりどりの衣裳をまとった少女たち。泣き、笑い、叫び、躍る身体が呼び起こすのは、遠い日の記憶。キラキラした無垢な情熱と渦巻くエロス、裏腹の恐怖、孤独……極限まで酷使され研ぎ澄まされた身体でこそ出会えた/出会ってしまった、むき出しの感覚、感情を、ダンサーたちは、戸惑いながらもまるごと受け止めていく。
「ダンスは命に似ている」と黒田はいう。舞台上の表現がどんなに激しく、痛々しく、切なく見えたとしても、その眼差しは生命/ダンスを全力で肯定しようとしている。

ペンダイトイヴ
(text 鈴木理映子)
黒田育世

黒田育世 (振付家・ダンサー)
東京都生まれ
6歳よりクラシックバレエをはじめる。谷桃子バレエ団に所属しながら1997年渡英、ラバンセンターにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。00年より「伊藤キム+輝く未来」で活動。2002年、幼い頃からの自分の身体に対する違和感をコンセプトに初の振付作品『SIDE-B』を創作。同年女性だけのダンスカンパニー「BATIK」を設立した。http://batik.jp
12年『おたる鳥を呼ぶ準備』、14年『落ちあっている』、16年『きちんと立ってまっすぐ歩きたいと思っている』など。

PLANNER/SUPERVISOR
城戸朱理
NARRATOR
粟田麗
DIRECTOR OF PHOTOGRAPHY
山崎裕
CAMERA
髙野大樹/戸田義久
VIDEO ENGINEER
黒木禎二
CA
佐藤洋祐
EED
池田聡
EDITOR
植垣康子
AUDIO MIXIER
桑木知二
ASSISTANT DIRECTOR
坂本昌子
PRODOCER
清田素嗣/寺島髙幸・設楽実
DIRECTOR
平田潤子

LIVE! EDGE #6 / 2007.07.21

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